東名下トンネルの壁画完成 裾野富岡中生が制作
- 2016/1/22
- 文化・スポーツ
東名下トンネルの壁画完成 裾野富岡中生が制作
裾野市立富岡中の生徒が制作していた同市御宿の東名高速道下を通る市道のトンネル内の壁画が完成した。21日、壁画の制作を依頼した中日本高速道路の担当者が同校を訪れ、生徒の代表らに感謝状を手渡した。
壁画はトンネルの左右の壁にそれぞれ横39メートル、縦2・5メートルにわたって描かれている。富士山をメーンに、市の花アシタカツツジや市の鳥ウグイスなど地元の自然が明るい色彩で表現されている。
道路厚生会が進める高速道路美化促進事業の一環。依頼を受けた富岡地区区長会が同校に協力を要請し、3年生124人が昨年7月から美術の時間に卒業制作として取り組んできた。1、2年生の有志約20人も手伝い、ペンキなどの道具は区長会が準備した。
デザインを担当した3年の中野里咲さんは「地元の魅力が伝わる作品を目指した。いい思い出になった」と壁画の前で語った。
【記事提供】@S(アットエス)by静岡新聞