緑と生物がいっぱいの自然に触れる 不二聖心女子学院里山体験教室を開催
18日(金曜日)、里山体験教室が不二聖心女子学院敷地内で行われました。同学院には、豊かな自然が広がっている里山があります。参加者27人と環境市民会議スタッフ8人が、植物や虫などを観察しながら、里山を体験しました。
講師・案内をしてくれたのは、同学院の蒔苗博道さんほか3人の先生方。
近年、日本では温暖化や都市化などの影響でニイニイゼミが減少しているそうですが、この里山ではニイニイゼミの鳴き声が響いていました。「人間が適度に手を入れ、自然が保たれています。ここには、まだまだたくさんのニイニイゼミがいます」と蒔苗さん。樹齢100年といわれる木の側で、セミの抜け殻が発見されました。
サトキマダラヒカゲ(茶色のチョウ)やカブトムシ、クワガタ、クロカナブン、ミノムシ、イノシシが土を荒らした跡、モグラが通った跡などが見つかりました。参加者らは、市街地ではなかなか出会えない生物を観察したり、写真に収めたりして、自然と触れ合いました。
【記事提供】裾野市